こんにちは、みんくです。
土地がようやく決まり、いよいよハウスメーカーとの初回打ち合わせが始まりました。
もともと私は全国展開のあるハウスメーカーを検討していました。
全国展開のあるハウスメーカーとなると、名の知れた大手が多く、資材価格と人件費高騰の関係で坪単価が5、6年前の1.5倍以上となってしまい、土地を持っていない私たちは、土地+建物代で4,500万円内で済ませようと思うと、大手ハウスメーカーでは到底建てられないという現実に直面し、挫折。
※積◯ハウスは初回の顔合わせで「うちの坪単価ご存知ですか?」とお説教されました。
心がポッキリ折れてしまい、ローンで破産する悪夢も見るわで精神面で深い傷を負っていたのですが、
移住先の地場の工務店にダメ元で「打ち合わせとか、ズームでできますかね?」と公式HPから問い合わせたところ、「全然オッケーですよ」と返信が!!!!
それなら私の不安も解消できるということで、とりあえず地場の工務店2社を候補にあげました。
どちらの工務店も地元では着工数1位2位を競う大きな会社ではありますが、標準仕様に大きな差があり比較対象としてちょうどいいなと思い両方に見積もり依頼することに。
1つ目の会社(以下、Aとする)は流行の間取りやキッチン、造作洗面台などを反映できるハウスメーカー寄りの工務店で、選べる範囲も広く見た目もオシャレ。
標準仕様として定めているものはなく、自分が採用したい物を好きなだけ盛り込める、まさしく「注文住宅」といった感じのお家づくりができるハウスメーカー兼工務店。
もう1社(以下、Bとする)は、耐震性や機能性に特化した家でデザイン力はハウスメーカーにやや劣ると自称しているハウスメーカー兼工務店。標準仕様に縛りがあって、それ以外を採用した場合差額が大きくなりやすく、やや規格住宅寄り。
大きく異なる点としては、断熱等級と気密がB社の方が優勢で、採用している換気システムがマーベックス社の第一種換気sumika。
あと、耐震等級は同じ3ではあるのですが、A社は壁量計算で、B社は許容応力度計算を使った耐震等級3でした。
両社共、メーカーは異なりますが制震ダンパーは採用しています。
結論、私たち家族はB社で建築をお願いすることにしました。
移住する地域は西日本側なので寒冷地では無いのですが、未来を見据えた断熱等級7を標準としていて、気密(C値)は0.3以下を保証。それだけでなく、窓ガラスはYKKAPのAPW430(樹脂サッシトリプルガラス)が標準であることが決めてでB社に決めました。
あと第一種換気のsumika!
一応、A社でも断熱等級7でAPW430、第一種換気の採用は可能ではあるのですが、標準としているB社よりもコストがかかりそうだなと思ったのと、C値の保証がなかったことがネックでB社に。
あとこれはB社から言われたわけじゃなくて、私が家づくりするにあたって調べて「良いな」と思っている部分なんですが、第一種換気sumikaは基礎断熱じゃないと採用できないんですね。
この「基礎断熱」を私はだいぶ重要視していて、というのも床下がコンクリート剥き出しって、めちゃくちゃ寒くない!?と思うんですよ。
一般的なのは床断熱なんですが、高気密高断熱を重視しているのであれば基礎断熱は譲れない条件だと思います。
第一種換気のsumikaは取り入れた外気を床下で熱交換し室内に入れるので、第三種換気と違って冬場の冷たい空気がそのまま入ってくる心配はないし、給気は「ダクトレス」だから床下(基礎内)にも室温と変わらない空気が流れているんですね。
※マーベックスの回し者ではありません。
実際のところは住んでみないとわからないし、断熱等級7なんてオーバースペックでC値1以下なんて体感わかんないよって言われちゃうとそれまでですが…汗
少なくとも35年(※ローン)以上は住むわけだから、良い住環境にしたいと思うのは間違ってないはず!

